梅雨も明けて、ツーリングの季節になりました。
関西では、毎年避暑地として高野山までツーリングに行く人が増えてきています。
高野山と言えば、弘法大使空海が真言密教を開いた聖なる地でございます。
そこで高野山に行かれる前、ここ【丹生都比売神社】を参拝されたらどうでしょうか。
京奈和道「かつらぎ西」ICを降りて南側に行き、
国道480号線を高野山に向かいます。
途中「丹生都比売神社⇦」の案内板が見えますので左に曲がり、
県道4号線を道なりに走ります。
細いワイディングの道を10分ぐらい走ると
【丹生都比売神社】に着きます。
弘法大師との関係
創建は1700年以上前と伝えられております。
天平時代の書物『丹生大明神告門(にうだいみょうじんのりと)』によると
主祭神「丹生都比売大神(にうつひめのおおかみ)」は天照大御神の妹神で、
稚日女尊(わかひるめのみこと)とも言われています。
白と黒2匹の犬🐕を連れた狩人が現れました。
弘法大師空海が、その狩人に招かれるがごとく高野山山頂まで導いてくれたという。
この狩人が「丹生都比売大神」の御子である
「高野御子大神(たかのみこのおおかみ)」の化身だったとされています。
無事、高野山に根本道場を開いた弘法大師空海は感謝の意を込めて
丹生都比売大神と高野御子大神を守護神とすることにしました。
淀君と太鼓橋
鏡池に掛かる輪橋(通称太鼓橋)。
かなり急な階段ですから、雨の時は注意しないと滑ります。
風光明媚な桜門
禊橋と中鳥居の通りから見る桜門。
室町時代の明応8年(1488年)に建立された
三間一戸の入母屋造・檜皮葺きが特徴的で、
本殿と共に国の重要文化財に指定されています。
夏の茅の輪くぐり
6月30日に行われる夏越大祓式のため、茅の輪が設置されていました。
茅の輪をくぐる時に
「水無月の夏越の祓えする人は千歳の命延ぶと云ふなり」
と唱えながら、左回り↪️右回り↩️左回り↪️の順で回ると
半年間の災厄を清められ
残りの半年を無病息災に過ごすことができる
という伝承があります。
本殿は重要文化財
国内最大級の一間社春日造で、国の重要文化財に指定。
ご祭神は右側から
第一殿 丹生都比売大神 (丹生明神)
「天照大御神の妹神」
第二殿 高野御子大神 (狩場明神)
「丹生都比売大神の御子」
第三殿 大食都比売大神 (気比明神)
「食べ物を司る神様」
「七福神の弁天様」
左側には若宮 行勝上人 「気比神宮から大食都比売大神と、
8月11日(水)~8月15日(日)の間 午後1時半から本殿特別拝観が実施されます。
先着20名 初穂料500円(記念品付き)
普段は入れない御本殿が由緒説明後、間近にご覧いただけます。
あらかじめ予約は必要ですので社務所までお問合せをお願いします。
(空きがあったら当日予約も可能です。)
丹生都比売神社公式サイト
社務所時間:8:45~4:30
無料駐車場:50台
春は桜🌸、秋は紅葉🏵️、冬は雪化粧❄️と風光明媚な神社⛩️です。
毎月16日には、ご神犬である「すずひめ号」「大輝号」の紀州犬🐶がお出迎えしてくれます。
一度は参拝されることをおススメします。